進撃の巨人を改めて見直したら沁みた。

学生のころ、私はエルヴィン団長が好きでした。

理由はただ頼もしそうでいて実は一癖も二癖もありそうで信頼できない雰囲気とか、ちょっとサイコがかってすら見えるまっすぐ前も見てるところとか、なんかがっしりした感じがよかったんですよね。


社会人になってからは重い話を見た後はただでさえ仕事で落ちた精神がマイナスに突入してしまうため、IQ5みたいなアニメしか見られなくなっていたのですが、思えば去年から徐々にみられるようになってきたことに気が付きました。

そこで久々に見直してみたところ……


エルヴィン団長ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーうおおおおおおおおおおおおおおおおおおーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

心臓をささげよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!心臓を!!!!!!!!!!ささげ・・・・?!!!??!


心臓が…私の心臓は……???????あれ???????!!!え??!?!?!?!?!!!あ!!!!!!!!!!!!!!!

もう団長が持ってる!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


って勢いではまりました。

あと、諫山創ってどんな人生送ってきたんでしょうね‥。

そんなに長い時を生きてる人ではないと思うのですが、進撃の巨人の大人勢達の生きざまと道程が本当にリアル…

ケニーの「みんな何かに酔っ払ってねえとやってられなかったんだ」という言葉が本当にわかります。わかる…。

「夢を持つ」「ゲーム」「趣味」「タバコ」「お酒」、それぞれの言葉の美しさや重さに差はあれ度、どれにしたってあえてケニーの言葉に合わせて悪く言えば「今から逃れるための現実逃避」に違いないし、つらくなればなるほど妄信的になったり、執着したり。


エルヴィン団長の「自分が幼いころの質問の答え合わせ」という夢に固執することで、恐怖と戦い自我を保ってきたんだと思うと、本当に子どもじみてると感じるほどにけなげでサイコと紙一重。


最後の戦いに兵長に止められたにも関わらず無理やり出たのも、早く答えを出して頑張ることを終わらせたかったのかもしれません。その弱さで初めて団長の人間らしさを感じたのが悲しいです。


そして戦場で答え合わせの前に自分の終わりを悟り、人間に戻りかけてしまった団長に団長の最後を兵長が「俺は選ぶぞ」と、悪魔としての終わりを決めてあげるというのも、すごくアツくないですか。

決断力を失った団長の代わりに決断を下した、といえば簡単ですが。

正しいとわかってても判断したくないときってあるじゃないですか。

団長の夢がかなえられずに終わる人生を「エルヴィン自身の選択」ではなく、「兵長の選択」で終わらせることで、最後まで夢を見続けられたんだと思うとつらいです。。

そして、兵長が生き残ることで、兵長にその夢は託されるわけで、、その夢を誰かが持つ限り、団長の想いは生き続けるんだ…って思うと…。。。。熱き涙が…


寝ます。

気持ちだけはやるき茶屋

イラストまじりのくだらぬブログです。

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