救急搬送された※超絶鬱モード注意。
目覚めると頭が割れるような激しい痛み。尋常じゃない。
いつも仕事が辛い時のように、歪になった夢を正してほしいと願いながら、運命に歪められた道を生きたオビトを脳裏に浮かべてみる。少し耐えられる気がして、息を詰めてそのままじっと身を固めると少しだけ痛みが緩んだ。
ゆっくりと慌てて、1Kのシンクの下に埋め込まれた正方形の冷蔵庫からアクエリアスを取り出して飲んでみる。やはり急いで歩いたから、頭痛は急激に悪化した。
もう一度、脳内にオビトを浮かべてみる。次はもう浮かばない。ただ自分の呼吸と激しい頭痛と真っ暗な視界。普段は隙あらば人生ゲームを一抜けしたがるくせに、助けを呼ぼうとする自分に葛藤して、常ならあきらめる理由を探すのに、気づけば生きる理由を探す。
仕事はつらいし、NARUTO見るしか今人生楽しみないし、友達いないし仕事はつらいし、もうこのまま助けを呼ばずにいればいいんじゃないか?
いや、もっと絵描きたいし今のこの痛み半端なさ過ぎて無理!!!!この世の中において、日本人として生まれるって確率的にはなかなかレアだし、日本に生まれてなんだかんだラッキーだった気がするし、まだ輪廻転生する勇気ない!!!!!!!!!
というわけで、救急搬送。熱中症、けいれん、過呼吸。軽傷でこれとか、重度って一体。。。ていうか、冷や汗を流し、手足をけいれんさせながらオビトについて考えてた自分マジキモイ。レスキュー隊員の人が来たとき、助かると思って思わず泣いてしまった。
救急病院についた後も看護師さんがずっと額に張り付いた髪を指ですくったり、手を握ってくれて、やさしくて泣いた。
おぼろげに何度も「すみません」と「ありがとう」を言いまくった。こんなに人と喋ったのいつぶりだろう。
私は人より熱中症になりやすい。
毎年ちょっと外出ただけで熱中症になる。
コミケに行こうとすればコミケ会場に到着する前に自転車に乗ってる最中に熱中症でぶっ倒れる。何ならエアコンが効いているオフィスで熱中症になってぶっ倒れ、点滴を受けた。
気を付けなければならないとわかっていても、今回みたいに寝てる間とかどうしようもなさすぎる。寝る前にアクエリアス飲んだし、エアコン付けてたのに…。
そもそも、熱中症になりやすい根本的な原因は一生治らない血液問題とか自立神経とか、いろいろ疑惑があるのは判明している。
ただ、そんなの人に言ったところで「自己管理しよう!」みたいな答えしか返ってこないし、それは相手が悪いんじゃなくて、相手もそれしか言えることがなくて言わせてしまうのもわかっている。他人に自分のすべてを理解してもらって都合のいい言葉が欲しいなんておこがましいってことも。
でもこうしてつらい出来事があるたびに、一人で抱えて「人生ハッピーさっ!」って顔で生きていかなくちゃいけないのがしんどくて、つい誰かにこぼしてしまう。
そしてそのたびにお互い傷ついてしまう。傷つけてしまう。最低だ…。子供すぎる。
この出来事は無駄に評価さがるだけだろうし、会社の人には言うべきじゃないだろうな。友達も人望もない私に相手してくれる優しい人達には、ついベラベラしゃべりたくなっちゃうから、本当に気を付けないと…。明日、会社行きたくないな。
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2020.11.11 10:00